従業員数60名規模の警備会社×従業員数2,500名以上の警備会社

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従業員数60名規模の警備会社×従業員数2,500名以上の警備会社

この記事は、従業員数60名規模の警備会社が従業員数2,500名以上の警備会社のグループ会社となったM&Aの成約事例を取り上げています。本記事では、60代前半のオーナー社長がM&Aを検討し始めた背景、大手の警備会社とマッチングができたプロセス、創業社長のM&A後の状況について記載されています。

M&Aに至る背景

本件の創業社長は60代前半で1号警備主体の警備会社を経営しておりました。

健康面に不安がなく、警備会社以外にも複数の法人を経営されている

エネルギッシュな方でしたが、警備業界に対する先行き不安と

まだ自分が元気なうちに別事業へより注力していきたいとの考えにより

M&Aを検討されました。

マッチングから成約に至るまで

毎年業績も安定して、黒字で経営されておりましたが、近年の人件費の高騰及び隊員の

高齢化による稼働率の減少により、進行期は赤字になってしまっておりました。

この状況は譲受企業とのマッチングを難しくしていましたが、

創業社長と担当アドバイザーは、一致団結して根気よく、候補先企業への提案を続けました。

その結果、譲渡企業の営業エリアでM&Aを通して事業基盤の強化を図っていた

大手警備会社と出会うことができました。

両社の協力的な資料提出や負担が少ない監査方法により、

初めて出会ってから2か月という短い期間で無事M&Aが成立しました。

M&A後の状況

創業社長は大事な会社を安心できる大手警備会社を託すことができ、

大変うれしそうな様子でした。

そして、別事業へ更にエネルギーを注ぐことができるようになり、

そちらでさらに事業を拡大していきたいと意気込んでいらっしゃいました。