従業員数100名規模の警備会社×従業員数500名以上の警備会社

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従業員数100名規模の警備会社×従業員数500名以上の警備会社

この記事は、警備会社のM&Aに興味がある経営者向けに従業員数100名規模の警備会社が従業員数500名以上の警備会社のグループ会社となったM&Aの成約事例を取り上げています。本記事では、70代後半の創業社長がご子息もいる中でM&Aを検討し始めた背景、担当アドバイザーの譲受企業とのマッチングのプロセス、創業社長のM&A後の状況について記載されています。

M&Aに至る背景

本件の創業社長は70代後半、まだ事業意欲は旺盛だったものの、

会社は近年の人件費の高騰や隊員の高齢化による稼働率の減少により、

利益がでない状況に陥っておりました。

ご子息も社内で管理職として勤務しておりました。しかし、

会社や業界に対する先行き不安を踏まえ、従業員やご子息の人生のことを考えると、

ふさわしいパートナーがいれば、M&Aのほうが良いのではないかと思い、

M&Aを検討し始めました。

マッチングから成約に至るまで

過去、大手M&A仲介会社もマッチングを試みたようですが、

財務状況が悪化していたことにより候補先を紹介することはできませんでした。

この状況を踏まえ、本件の担当アドバイザーは譲渡企業の内勤者の方にも

ご協力いただきながら、会社の強みや課題点を入念に分析させていただき、

改善案とともに候補先企業対しマッチングをいたしました。

その結果、本社は離れているものの、ちょうど譲渡企業の営業エリアへ進出し始めていた

パートナー企業様とのご縁をつなぐことができ、無事M&Aを成立することができました。

M&A後の状況

事業意欲が旺盛な創業社長は代表取締役として現在でも継続勤務しております。

グループのサポートをうけることで資金繰りや営業が楽になり、

単独で経営していた時よりも、 安心して経営ができるようになりました。