achievement
従業員数400名規模の警備・人材派遣会社×従業員数2,000名以上の警備会社
この記事は、警備会社のM&Aに興味がある経営者向けに従業員数400名規模の警備・人材派遣会社が従業員数2,000名以上の警備会社のグループ会社となったM&Aの成約事例を取り上げています。本記事では、40代後半のオーナー社長がM&Aを検討し始めた背景、担当アドバイザーの譲受企業とのマッチングのプロセス、オーナー社長のM&A後の状況について記載されています。
M&Aに至る背景
本件のオーナー社長は40代後半のタイミングで、警備業界に対する先行き不安と
まだ自分が元気なうちに別事業に挑戦したいという想いからM&Aを検討し始めました。
オーナー社長にはご子息もおりましたが、自分自身が父親の会社を継いだ2代目社長で
苦労した経験もあったため、自分の息子には好きなことをさせてあげたいという想いがありました。
マッチングから成約に至るまで
以前、オーナー社長はすでに大手M&A仲介会社からもM&Aの提案を受けておりました。
しかし、譲渡企業には先代社長時代に作ってしまった多額の負債があり、
これが企業価値を大きく毀損してしまうため、なかなか希望する条件でM&Aの支援を
受けることができませんでした。 この状況を踏まえ、本件の担当アドバイザーは、
譲渡企業の財務状況を細かく分析して 収益性の改善プランを策定いたしました。
そして、業界内で培ってきた独自ネットワークを活かし、
売上5億以上の会社から100億以上の会社まで様々な規模の譲受希望の会社との
マッチングを試みました。
その結果、納得のいく条件で譲渡企業をより成長させてくれる譲受企業と出会うことができ、
無事M&Aをすることができました。
M&A後の状況
グループに入った会社は、M&Aの翌月には請負単価の向上や管理部門の効率化により、
大幅に収益性が向上しました。一方、譲渡したオーナーは現在、ワクワクした様子で
かねてから挑戦したかった新規事業に向けて準備しております。