achievement
従業員数100名規模の警備会社×従業員数5,000名以上の警備会社
この記事は、警備会社のM&Aに興味がある経営者向けに従業員数100規模の警備会社が従業員数5,000名以上の警備会社のグループ会社となったM&Aの成約事例を取り上げています。 本記事では、創業社長が事業が順調に推移していた中で、会社の承継方法の一つの選択肢としてM&Aを検討し始めた背景、譲受企業とのマッチングのプロセス、M&A後の状況について記載されています。
M&Aに至る背景
本件の創業社長は60代前半、後継者不在により将来的にはM&Aが必要という考えを
持っておりましたが、健康面に不安がなく、会社も安定して高い利益を出している
状況だったため、当初は譲受側としてM&Aを検討しておりました。
しかし、実際に譲受側としてM&Aを検討する中で、譲渡企業が高く評価されやすい状況に
あることや大手の警備会社も含め多くの警備会社がパートナー企業との提携を求めている
状況があることに気づきました。そして、今の時期や自社の状況であれば高く評価して
もらいやすいと判断し、
譲渡も検討することになりました。
マッチングから成約に至るまで
創業社長は別法人をすでにM&Aで譲渡した経験もあり、スムーズにM&Aの準備に必要な
提出書類を用意いただきました。その結果、ちょうど対象会社の営業エリアに進出することを
希望していた大手警備会社とのマッチングが実現できました。
譲渡企業は業績も堅調に推移しており、収益性も高かったため、企業価値は高く評価され、
希望の条件通りのM&Aとなりました。
創業社長のスムーズな資料提出の協力と譲渡企業の財務内容の健全性により、
具体的にM&Aを検討し始めてから3か月以内での成約となりました。
M&A後の現状
譲渡した創業社長は一定期間の代表取締役として引継ぎをしたのち、現在は昔からの夢だった
海外移住を果たされ、悠々自適に海外生活を楽しんでいます。